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グアンタナモへの道

先週末、DVDを見ました。アマゾンで注文して届いていたのですが、原稿の締め切りがあり、封を開けていなくて気になっていた映画です。

マイケル・ウインターボトム監督による「The Road to Guantanamo (グアンタナモへの道) 」です。今年2月の第56回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(Silver Bear:監督賞に相当)を受賞した作品です。
グアンタナモへの道

*
物語はイギリス バーミンガムの北西にあるTiptonに住んでいる4人のパキスタン系イギリス人の実体験に基づいた話です。物語のあらすじは下のブログやニュースで既に紹介されています。
http://ukmedia.exblog.jp/3639995
http://kok2.no-blog.jp/tengri/2006/02/_the_road_to_gu_7993.html
http://www.janjan.jp/world/0602/0602259847/1.php?PHPSESSID=...

グアンタナモと言えば、米軍が滅茶苦茶なことをやっていることが報道されていて、その内容について詳しく知りたいと思っていましたし、また、物語の出発点が、今、自分の住んでいるバーミンガムのすぐ近くで、同じ街に住んでいる住民に何が起こったのか、変な「親近感」がわいたのも動機の一つでした。

鑑賞後の感想ですが、同じ監督の作品である「In This World」でも同じような気持ちになりました。何か釈然としない気持ち、不条理感です。

「僕の関心の的は、不条理の発見ではない。むしろ、そうした発見からもたらされる結果である。こうした不条理な事実を確信しているとき、なにものも回避しないためには、何を結論すべきなのか、どこまで進むべきなのか。みずから意思して死ぬべきなのであろうか、それとも、事情いかんにかかわらず、ぜひとも希望すべきなのであろうか」
(『シーシュポスの神話』アルベール・カミュ 清水徹訳 新潮文庫pp.28)

アルカイダ等のテロ組織による行為自体、決して許されないと思うけれど、だからといって、その掃討作戦と「正義」の名の下に、こんなことしている「こちら側」の人間が、テロに対して何を言えるんだ、と思います。

釈然としないのは、最近、旧ユーゴ国際戦争特別法廷に拘束中で先日獄死したミロセビッチ元大統領や、亡命先ナイジェリアで裁判を逃れようとチャドに出国を試みて拘束されたリベリアのテイラー元大統領など、「大量虐殺」や「人道に反する罪」等で他国のリーダーは裁かれるのに、なぜ、アメリカやイギリスの指導者はそのまま何にも起こらないのだろう・・・とどうしても思ってしまうからかもしれません。

今の世の中の仕組みで、しかも日本も結局のところ同じ穴の狢だから、こんなことを考えること自体が愚かことかもしれないけれど、とにかく嘘の情報で「テロに対する戦争」を煽動しているブッシュ大統領やブレア首相、そしてその周辺の政治屋やマスコミも戦争犯罪や人道犯罪に問われるべきではないかと改めて思いました。

その後、この映画から次のように関連して見てみました。

1.なぜ、米軍基地が敵対しているキューバにあるのか?キューバに米軍基地があったなんて知らなかった・・・
キューバ・グアンタナモ基地:
http://www.geocities.jp/taihaku_03/geography/enclave/guantanamobay.html
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/america/cuba.html

2.グアンタナモで何が起こっているのか?
http://atfox.hp.infoseek.co.jp/xfile/terro/afghanistan.htm
その他、和文、英文で多数の関連記事があります。

3.グアンタナモで起こっていることはどんな国際法に反しているのか?
ジュネーヴ諸条約:捕虜の待遇に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約(第三条約)
http://www.jda.go.jp/j/library/treaty/geneva/index.html

4.今後、収容所はどうなるのか?
http://www.newkerala.com/news2.php?action=fullnews&id=35568
http://abcnews.go.com/International/wireStory?id=1794483
http://www.nytimes.com/aponline/world/AP-Rice.html?_r=1&oref=slogin
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/04/01/AR2006040100378.html?sub=AR

閉鎖の方向らしいですが、いつまでに、というタイムスケジュールは示されていません。
先週、ちょうど訪英中で、週末はイラクに行ったライス米国務長官はグアンタナモについて下のようなコメントをしています。本人も間違い、罪を認めているわけだから、今後は国際法に則って淡々と事を進めていけばいいのではないでしょうか。

“Of course there have been mistakes. But it was not a mistake to overthrow Saddam Hussein; it was not a mistake to unleash the forces of democracy in the Middle East. It’s not at gunpoint that democracy is taking place in Iraq — at gunpoint Saddam Hussein was taken out of power but Iraqis did not go to the polls at gunpoint”

“We have to recognize Guantanamo is there for a reason, because we captured people on battlefields … who were either plotting, or planning or actively engaged in terrorist activities,"
"glad of the day when conditions permit the closure of Guantanamo,"

5.グアンタナモの問題に対して個人として具体的に何ができるのか?
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=55
最近のフランスの新雇用法を巡っての全国規模の抗議行動やタイの首相退陣デモを見ていて、気に入らない政策に対しては行動を起こすってことが自然に行われていて(労働組合のストライキとか迷惑だと思うときもあるけれど・・・)、すごいと思います。
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/nikkangendai-col011.html

蛇足:ライス国務長官って、頭いいみたいだけど、でも、ちょっと偏ってない?どんな人?
コンドリーザ・ライス(

戦略学や旧ソビエトの専門家らしいですね・・・、ヒラリーといつか大統領選挙を戦うことになるのでしょうか。それとも他のブッシュ閣僚達とともに国際司法裁判所での審議のほうが先でしょうか。

この映画のDVDは、日本のアマゾンではないみたいです。
http://www.amazon.co.uk/exec/obidos/ASIN/B000EWOO2O/qid%3D1144000902/026-9281103-6414005
http://www.channel4.com/film/newsfeatures/microsites/G/guantanamo/index.html
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スレッド:イギリス生活|ジャンル:海外情報
その他04.03(Mon)23:00|コメント(-)|トラックバック(-)|Top↑
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