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★子育て初心者の1ヶ月★

先月、4月15日に長女が生まれました。家族にとって初めての子供です。

この1ヶ月間、新しい生活に慣れるためにほとんどの時間とエネルギーを費やしてきたような気がします。研究もブログの更新も一先ず置いて、『まずその日の生活!』の1ヶ月でした(現在も継続中ですが・・・)。

それはそれで、生活している実感もあり、家族の中での責任もありますので、とてもうれしいことです。

*
イギリスのNHS(National Health Service)制度によって、出産に至るまでの病院での診察や検査、出産の費用は無料で受けることができました。とてもありがたいことです。
幸い、出産までの期間、妻と赤ん坊の体調には特に問題もなく、そのように問題がない場合には、こちらでは助産婦さんが主に診察とアドバイスをしてくれます。

病院が出産前に提供するクラスも、「母親学級(クラス)」で授乳の仕方やお風呂の入れ方を教えてもらうと言うよりは、父親、母親の両方が参加するのが当たり前の「両親学級」で、どのような出産をするのかを考えさせるものでした。
出産後の病院での入院は、2,3日と比較的短いのですが、その後、助産婦さんが家庭訪問してくれて、母子の健康状態、母乳の与え方などを指導してくれます。産後は母親の体力が回復していませんので、家庭訪問はとても助かっています。

予約しても1,2ヵ月後、対応が遅い、お役所的、検査も今いち・・・、おまけに多額の財政赤字で現在、国内でも改革論議がかなり熱くなっているイギリスのNHS制度ですが、病院任せではなく自分達の新しい家族をどのように迎えるかを考える機会を大切にしているという意味で子供の出産についてはよい制度だと思います。

さて、子育を始めてこの1ヶ月、女性や母親としては当たり前のことなのかもしれませんが、男性、父親として気づかなかったことを少しずつ教えてもらっているような気がします。

・母乳によって、自然と楽に子供を育てられるわけではない。
うちは母乳で子育てしたいと思っています。子供の健康にとって一番いい方法だといわれていますし、そう思うからです。それに、母親から母乳をやるのが一番楽な方法だと思っていました。でも、授乳が自然と成り立つわけではなく、赤ちゃんと母親の両方が授乳の仕方を学びあっていく時間が必要で、それは決して楽だとは限らないことを知りました。母乳による授乳は母親にとって体の痛みを伴うこともありますし、昼夜問わない毎3,4時間ごとの授乳は、母親が体調を崩すこともあります。うまく授乳できなくても、母乳は母親の体内にたまるわけでそれをうまく搾乳しないと乳腺炎などの起こしてしまいます。こうやって母親が身を削りながら自分も育てられたのかと思うと、「母は偉大なり」の言葉を実感します。

・粉ミルクの力
母親の体調がすぐれない時にも、赤ん坊はいつも通りおなかを空かします。また、夜は母乳だけでは眠りが浅い時があり、夜泣きもあります。そのような時は、粉ミルクに少し頼らなければいけません。スーパーや子育て用品店に行くと栄養に配慮した様々な粉ミルクが売られています。母乳で全てが済めばいいですが、そういうわけにはいかない場合があります。粉ミルクの存在は本当にありがたい。
でも、ふとアフリカで出会ってきた母親や子供のことを思います。決して粉ミルクがあるわけではない環境での子育てって大変だと思います。母親からの母乳だけでは栄養が十分でない場合もあるでしょうし、母親が体調を崩した時はどうするのだろう・・・と。
「もらい乳」という言葉を妻から聞きました。昔、日本でお母さんの母乳がでない場合には、近所に住む母乳がよく出る別のお母さんに母乳をもらって自分の子供を育てていたと。そういう助け合いが地域であったのですね。アフリカもきっとそうしているのかもしれません。

・オムツ換えと水・電気
赤ん坊はおしっことうんちをよくします、はい。
その度にオムツを交換しないとお尻が気持ち悪いので泣き続けます。うちは布オムツを使っていますが、オムツ洗いにそれなりの水が必要です。お風呂にも入れないと不衛生になります。水や体に優しいようにとそれを温めたりしますが、それには安全な水と安定した電気の供給が必要です。
また、アフリカを思いました。その両方が満たされていない村や町がたくさんあります。
そこで母親と赤ちゃんはたくましく生きている。でも、水と電気が心配なくあったらどんなにいいだろう・・・と。

自分はこれまで主にアフリカの学校教育、教育行政分野に関わってきました。でも、学校教育の前に既に始まっている家庭教育、そしてそれを支える新生児、乳幼児時期の子供と母親の健康、更にそれを可能とする既存の社会規範を基礎としたインフラや医療制度の充実が重要だと改めて思いました

子育てって、今まで気づかなかった大切なことを教えてくれるものなのですね。アフリカとの関わり方も、気持ちの上で大きく変わってきそうです。
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ファミリー05.18(Thu)19:33|コメント(-)|トラックバック(-)|Top↑
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